ちよっとお茶しませんか? 〜気ままなコラム♪〜
邦楽コンサート
昨夕、宇都宮ユース邦楽奏者のトップメンバーで構成されている「邦楽ゾリスデン」のコンサートに行ってきました。
邦楽という分野は、クラシックとはまた違う敷居の高さがあり、コンサートに行くのは初めてでした。
知り合いのお嬢さんがゾリスデンのメンバーということでうかがったのですが、お誘いをうけなければ生涯接することもない世界だったかもしれず、それは実に残念なことだったと、今回改めて思いました。
お琴と三味線、尺八のアンサンブルです。
想像がつきますか?
それはそれは美しいハーモニーです。
木と竹、皮という西洋楽器にない素材での音楽というのは、おだやかなのに力強く語りかけてきます。
頭の中に日本の四季の映像や海や川、林などが次々に浮かんできました。
管弦楽の「バーン!!」という音の中に身を置いて頭を真っ白にするのが好きでしたが、対極にあるものの凄さもまた好きになりました。
曲の合間に楽器や曲、邦楽の歴史などについても解説があり、より楽しく聴くことができました。
お琴を演奏する時の手の動きの美しさは、日本文化の美しさそのものです。
酔いもさめぬまま外に出ると、春の月(満月?だったのでしょうか?)がこうこうと天にあり、フィナーレは最高でした。