ちよっとお茶しませんか? 〜気ままなコラム♪〜
春は光から
2月って結構好きです。
本当は、寒さに弱い私としては得意な季節ではないのですが。
寒いくせに、日差しだけはやけに暖かそうで一足先にすっかり春っぽくなっている、そこが好き。
朝の空気は冷たくて澄んでいて、日光の山やときには富士山もきれいにみえる、そこが好き。
なのに、夕暮れ時、もわっとしたもので西の空はいろいろなものの境目がはっきりせず、一種幻想的な茜の景色となる、そこが好き。そんな2月もあっという間に終わってしまい、いよいよ待ちに待った桜の季節がやってくる。春だっ!
春といえば、春の歌で好きなもの?ということで昔盛り上がったことがあった。
次から次へとでてくる歌の数々、みんな名曲!
春ってなんだか嬉しくて心弾む季節なのに、ちょっとさびしくて、切ない思いがたくさんつまっている、そんな季節だから名曲がたくさん生まれるのかも。
私のすきな歌は、柏原芳恵の「春なのに」。(好きな歌で世代がわかるところがまた面白い)と、もうひとつ。ちょっときどっている?
「久かたの光のどけき春の日に しずこころなく花の散るらむ」
華やかでのどかで、でも桜の花の散り急ぐさまにたまらない淋しさがある。
昔から今まで、日本人のDNAが脈々と引き継がれていることにおおきな感動すらおぼえる。