ちよっとお茶しませんか? 〜気ままなコラム♪〜
インフルエンザ休暇中
予防接種をしているのに・・・
まぁ、軽く済んだということなのかもしれないけれど・・・
熱が引いたら退屈で退屈で、本を読むことくらいしかすることがない。
あちこち迷惑かけてしまったことに申し訳ないと思いながらもどうすることもできない・・・
蟄居は体質に合わない。
母親もやられてしまい、我が家はひっそりと閉じられた感じ。
雨戸を閉めたままでずっと布団の中というわけにもいかず、交替で居間で留守番?をしている。
私の当番の時に「ピンポーン」と来客あり。
女性二人、多分、宗教関係の方らしいおだやかさを漂わせている。
昼間、家にいるとこんな来訪もうけるのだ、と、改めて思う。
とりあえず、玄関から体半分出して「インフルエンザです。うつるといけませんので・・」というと、「お大事に」と、そそくさとお帰りになった。
そして慌てた。
暇なので 2 日間で文庫本 3 冊読破で現在 4 冊目。
その中に宮部みゆきの「ステップファザー・ステップ」があった。
既視感・・・
「ステップファザー・ステップ」は両親ともいなくなってしまった双子ちゃんの疑似父親にならざるを得なくなってしまった泥棒さんのハートウォーミングな話。
軽快でテンポのいい話だが、後半に双子を訪ねた泥棒さんがたまたま双子の家に大人の男性がいるのを見て父親が帰ってきたと勘違いする場面がある。
「子供なら出かけているよ」と言われ、淋しさを引きずりながら逃げるように引き返すのだが・・・
その父親らしき男は実は父親ではなく誘拐犯だった、という話。(これではどんな内容かまるでわからないでしょうが、そこは置いておいて)
とても状況が似ているではないかっ。
あの二人の女性は私が名乗りもしないのにこの家のものであると思い込んで帰られた。
顔を見られてしまった!!!
あ〜っ!!!
オイッ、 しっかりしろよ。
そうだ、私は誘拐犯ではないし、家で事件などおきていない・・・
だめだ、インフルエンザ治療薬イナビルにやられている・・・(いや、違うと思う・・・)