TOPICS
源泉徴収票がそろそろ届くころと思います
老齢年金を受給されている方のもとへ、源泉徴収票が送付され始めたと思いますので、それについて、よくうけた質問からいくつかお話いたします。
- 年金に税金がかかっている方もかからない方も老齢・退職年金を受給されている方には全員におくられます。遺族年金と障害年金は、非課税所得なので源泉徴収票は発行されません。
- 確定申告に必要ですが、住所変更など何かの理由で届かない方は、お近くの年金事務所に「基礎年金番号」を手元に用意してお電話してみてください。お急ぎの方は、ご本人であれば、身分証明書と印鑑を直接年金事務所にご持参ください。即日交付されます。
- 今回発行されるのは平成21年分ですが、平成17年から21年までの過去5年分までなら再交付が可能です。
- 確定申告は老齢年金を含め、2か所以上から収入のある方はしなければなりませんが、その義務のない方でも申告により、税の還付を受けることができる場合があります。
- 生命保険料控除や社会保険料控除、医療費控除をうけることができる方
- 扶養親族等申告書を提出していなかった方
- 扶養親族等申告書を提出した後、扶養家族が増加した方災害などの損失について雑損所得控除が受けられる方
ただし、他の収入等により必ずしも還付になるとはかぎりませんので、税務署へご相談いただいた方がよいかと思われます。
※知り合いの税理士へのご紹介もいたします。
- 亡くなられた方の源泉徴収票は、準確定申告用の源泉徴収票といって、交付依頼が必要になります。21年12月15日以降に亡くなられた方は、今回届いた源泉徴収票を使用していただいて差し支えありませんが、それ以前に亡くなられた方には、源泉徴収票は発行されていないと思います。準確定申告をされていない方は、お早めに年金事務所に交付の依頼をしてください。各事務所では交付できないので、後日郵送されますが、お手元に届くまで時間がかかります。
<<<NEXT PREVIOUS>>>