ちよっとお茶しませんか? 〜気ままなコラム♪〜
上を向いて
この休みに、都内にでる用事があり(今回は御用達の高速バスが満席で利用できなかったため)東武線で浅草まで行きました。
浅草到着目前にして、私の前にすごいものが飛び込んできました。
これが、うわさの東京スカイツリー!
今まで、私の中のスカイツリーは、他人事として興味のはしっこにいましたが、いきなり目の前に車窓からでは首をあげてもてっぺんまで見えないようなものが出現し、ちょっと興奮。
浅草について、業平橋まで引き返そうかと一瞬思いましたが、隅田川から眺めるのも・・・と思い、葉桜の緑がさわやかな川べりで再度対面してきました。
映画「三丁目の夕日」のおおきなテーマに東京タワーがでてきました。
あの頃の日本は、高度経済成長期を控えていて、東京タワーはその日本の象徴のような存在であったのだろうと推測されます。
だから、今ごろ、なぜスカイツリーに心が騒ぐのか?と思って、見上げました・・・・
上を向く時って、思わず「わぁーっ」て目も口も心までも開くような気がしませんか?
悩み多き年頃でして、ああでもないこうでもない、と考えながらの道中でしたが、かの電波塔を「わぁーっ」て見上げた瞬間、気持ちがぐんと上を向きました(ような気がしました。)
「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」を震災の応援歌として、いろいろなアーティストが歌っていますが、メロディーや歌詞の美しさもさることながら、「上を向く」行為の大きさは、想像以上であると納得しました。