ちよっとお茶しませんか? 〜気ままなコラム♪〜
この歳になって・・・
いやぁ、大変なことになっている・・・
うすうす気がついてはいたのだけど、あえて知らんぷりしていた。
加齢とともに、体中のあちらこちらに不具合が生じている。
とくに「歯」。まいった。
小さい頃から歯医者さんとは、長―いおつきあいなのだが、行きつけの医院はなく、ついつい仕事場の近いところ、近いところと何軒も渡り歩いてきたため、口の中に統一性がみられない、と指摘された。
場当たり的な治療でここまできたことへのツケが重大なことになってしまっていたようだ。
何十本もある歯のうち 2 , 3 本くらいなら、いざとなったら抜いてしまえばいい、などと勇ましいのか無謀なのかずっとそんな考えでいた。
とんでもない、そんな考えでは私の口の中に残るのはほんの数本という現実を知り、非常にまいっている。
今日、じっくり 1 本 1 本の歯の働きを教えられ、たとえ見えないところにある 1 本たりともおろそかにできない事を知った。
1 本欠けると、他の歯がその働きをしなければならず、無理な作業をするため、歯並びやかみ合わせやあごの関節にまで悪い影響がでてしまうそうだ。
つい 5 年くらい前に、私としては相当高いお金を払い、半永久的といわれて治療した前歯を 2 本、本日撤去した。
先生に「どんなに高い歯をいれても、土台がだめなら結局すぐにダメになってしまいます。今日、私はこの歯を壊しますが、許可をいただけますか」と言われ、「お願いします」と言いながら、頭の中で、その歯にかかった費用を 5 年で割り、あぁ 1 年ウン万円・・・と泣いていた。
先生がおっしゃるには、歯磨きではなく、歯ぐきと歯と歯の間をマッサージすること。 1 日最低 60 分!
洗面所では、そんなに長い間続けられないので、テレビを見ながら、本を読みながら、歯ブラシを持ちましょう、と。
それなら、できるかも?いや、かもじゃだめだ。
私の歯の治療は、歯磨きから始まる・・・この歳になって・・・
昔、 NHK の「おかあさんといっしょ」のなかの「はみがきじょうずかな?」のコーナーでは、娘に歯ブラシを持たせていたが、あの時私もいっしょにやっていればよかった・・・
今でもあのコーナーはあるのかしら?