ちよっとお茶しませんか? 〜気ままなコラム♪〜
今年も桜
宇都宮の桜が満開です。
今朝は小雨がぱらつく、どんよりした朝。
この雨が本降りになってしまっては大変とお散歩に。
毎年桜を見るたびに、一年にわずか数日の桜に会うために他の360と数日があるのではないかと思ってしまう。
遠目に見ても間近でみてもほれぼれする。
美しいとか、きれいとか・・そういうのとはまた少し違う思いを味わう。
この思いは言葉で表現できない、心の騒がしさ。
桜は別れや出会いの過去の思いを一気に運んでくる。
その甘さや切なさに翻弄されてしまう。「願わくば 花のもとにて 春死なむ その如月の 望月の頃」
畏れ多いが西行法師といっしょで、私も願わくばこの季節に最期となる日をむかえたい。
が、それには修行の途中であり、心静かにその日を迎えるにはまだまだ未熟すぎる。
人生の後半戦ともなると、こんな思いも味わう。