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1円少ない??
65歳になると、厚生年金のある方は老齢厚生年金と老齢基礎年金を受給することになります。
すると、計算上、あれっ?損してない?ということがおきる場合があります。
例えば、老齢厚生年金が100万円で基礎年金が70万円とします。合計年間で170万円。単純に2か月に1度の振り込みは170万円÷6で28万3333円となるのですが、年金は老齢厚生年金と老齢基礎年金を別々に計算するため、厚生年金は100万円÷6で16万6666円、基礎年金は70万円÷6で11万6666円となり合計28万3332円となり、合算で計算した時より1円少なくなってしまいます。
年金は計算過程で何度も端数の計算処理がくりかえされ、最終的に年額は100円単位に四捨五入され、1回の振込額は1円未満切り捨てとなります。この最後の切り捨てだけが目に触れるわけで、なんとも釈然としない思いをいだかれてしまうのもわかるのですが・・・。